マクドナルドマクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?
04年12月28日、12月1日の日記に書きました全米騒然、異例の大ヒットとなって社会現象にまで発展したという話題の映画スーパーサイズミーを見てきました。意外と若い方が多く朝1回目でしたが、かなり入っていました。 健康ばかりでなく本当に命懸けで映画にした映画監督、モーガン・スパーロック監督の勇気と行動は絶賛に値します。 ▼映画スーパーサイズミーとは、 10代の肥満姉妹がマクドナルドを訴えた。マクドナルドのスポークスマンは、「我々の食品と彼らの病気や肥満とは何の関係もありません。我々の食品は非常に栄養価も高くヘルシーです。」といった。これを聞いたスパーロック監督は、そんなに栄養があってヘルシーならば30日間食べ続けても身体に害はないだろう、食べてやろう!と閃いて実験したドキュメント映画です。 ファーストフードの代名詞マクドナルドを30日間食べ続けたスパーロック監督は、どうなったのか。 3人の医師、管理栄養士、スポーツトレーナーの監視の元、事前の健康チェックでは全員が太鼓判を押す健康体に対して世紀の実験がスタートした。 初期は1日1Kgずつ太り、3日後には胃の調子が悪くなり、勃起不全、中毒症状から始まって高脂血症、高血糖、高血圧、脂肪肝、高尿酸など医師も信じられないと驚く勢いで次々と生活習慣病を患い、3週間後には死ぬからやめろと警告されても続けたスパーロック監督の30日後の運命はいかに。 これ以上知りたい方は映画館にどうぞ。 ▼関連データ 毎日、4人に1人のアメリカ人がファーストフードレストランに行く。 アメリカ人は食事の40%を外食に頼っている。 マクドナルドは毎日4600万人が利用している。スペインの総人口より多い。 マクドナルドのコメント:「加工された食品が未加工の食品よりも有害だというのは一般常識である。」 アメリカ人成人の約60%が過体重か肥満である。 アメリカで最も食べられている野菜は「フライドポテト」。 マクドナルドはアメリカのファーストフード産業のシェアの43%を占めている。 1971年、マクドナルド1号店が銀座にオープン。 1975年、日本マクドナルド年商100億円突破。 1980年、日本マクドナルド年商500億円突破。 1984年、日本マクドナルド年商1000億円突破。 1991年、日本マクドナルド年商2000億円突破。 1997年、日本マクドナルド年商3000億円突破。 1997年、世界保健機関(WHO)は肥満を世界的な疾病と断定。 健康マニアからファーストフードの好きな不健康マニア?まで必見の映画です。食べ物を選べない子供さんを持つ親御さんも子供さんとご一緒に見られることをおすすめします。 日本も肥満が増え続けています。肥満は最大の健康阻害要因ですが、男性は肥満という自覚がほとんどないそうです。この映画に込められた警告をどう活かすかが問われていると思います。 これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者、ポール・ゼイン・ピルツァー氏の近著『健康ビジネスで成功を手にする方法』では食品産業のことも暴露していましたが、再確認できました。 ▼肥満と栄養失調を生み続ける食品産業
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